
浜松市中区幸で、主に浜松市近郊の保育園やこども園、福祉施設を手がけるランドデザインさんの商品カタログのデザインをさせていただきました。
以前にもホームページのリニューアルをさせていただきましたが、今回はこれまでにランドデザインさんが保育園やこども園を建築設計する中で手がけられた家具「かんかく家具」を、一般販売するにあたっての商品カタログデザインのご依頼でした。

ランドデザインさんのホームページでも「かんかく家具」をご紹介する商品ストーリーの取材編集をさせていただき、今回はWEBと紙との連動した商品カタログになっています。
商品カタログには読み手が必要な情報をフォーカスして掲載し、WEBには掲載しきれなかった細かい情報を掲載しています。

商品カタログはA4サイズで、全24ページで構成。用紙の素材は、企業姿勢を表す環境に配慮した上質再生紙を選びました。

最近では環境意識の高まりもあり、環境に配慮した商品カタログ制作のお問い合わせも増えてきました。印刷の仕上がりとしては、発色を抑えた、ややマットな仕上がりとなります。
光沢が少なく、若干グレーがかった、落ち着いたイメージの風合いです。

本文では、かんかく家具の開発秘話から使い方、バリエーション、素材のこだわりなど、丁寧に説明しています。

画像も豊富にレイアウトすることで、見る側にとっての安心感にもつながります。

最後のページには、ランドデザインさんがこれまでに設計を手がけた建物の実績紹介や会社概要を掲載。

WEBだけで商品を紹介することはもちろん意味のあることですが、今回の「かんかく家具」を検討されるお客さまは主に保育園やこども園の園長さんや保育士さん。
保育園でのスタッフミーティングなど、大勢の方に見てもらうには、紙媒体の方がわかりやすく、記憶に残りやすいかと思います。
SNSの登場などでここ数年、パンフレットや商品カタログなどの紙媒体が需要が減少していますが、WEBと連動させ、同じ情報を印刷物とWEBの特性を活かしてデザインすることで、マーケティング上の重要なツールとして役割を担ってくれます。
子どもたちが、形や色を自らの五感を通して、感性を育む「かんかく家具」。多くの子どもたちが、この楽しい家具に触れる機会が増えるといいですね。