静岡県浜松市で中小企業のブランディングを専門に起業して、約10年が経ちました。
この10年で企業におけるブランディングの重要性は、増してきたように感じます。10年前はブランディング=デザインと捉えられ、見た目を良くすることがブランディングと思われていることが多かったように思います。
しかし、今の時代においては、競合他社との差別化、顧客とのつながり、人材を獲得する採用強化のためのブランディングなど、デザイン分野だけでない広義の意味でのブランディングが求められています。
現代の情報があふれた時代において、企業にとって成功を収めるためには、ブランディング戦略を練ること、その戦略を実行することが大切です。単にロゴマークやホームページを変えるだけでは片手落ちで、そこには、自社サービスの価値や競合他社との違いをしっかりと表現し、分かりやすく伝える意図が必要になってきます。
また、写真や動画を活用して、自社のサービスや世界観を直感的に訴求できる時代になり、ブランド認知の向上において、インスタグラムやYouTubeの活用も重要度を増してきています。
さらにAIの発展により、これからさまざまなテクノロジーが進化していくと予測できます。
ブランディングにおいては、デザインだけでなく、SNSへの取り組みやAIを活用していくことなど、企業を全体的に俯瞰して、トータルでその価値を伝えていくことが大切だと考えています。