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atelier mame(アトリエマメ)

浜松市天竜の自然に包まれた緑豊かな場所に、隠れ家のようにある花屋「atelier mame(アトリエマメ)」さん。普段づかいから記念日の贈り物まで、暮らしにささやかな彩りを添えてくれる花や植物を取り揃えています。

店名の「アトリエマメ」は、お店づくりやお花選びなど、どんなときも「まめな仕事」を心がけたいという想いで、オーナーの鈴木さんが考えられたそうです。

必要なのは「世界観」のデザイン化

そんなアトリエマメさんからご相談を受けたのは2021年の秋頃。打ち合わせのときに、お店のイメージは「森の家」のような雰囲気で、自然のやさしさとぬくもりから「なんか落ち着く」をお客さまにお届けしたいという構想をお話しいただきました。

しかし、ご自身の持っている世界観はあるけれど、具体的に何をしたらいいのか模索している様子でした。

そこで、その世界観やコンセプトを当社でデザインとして表現をし、進むべき方向をブランディングの視点からプラスアルファでお手伝いさせていただくことに。ロゴとホームページ、オープンDM、商品タグをデザインさせていただきました。

親しみやすい雰囲気の中に、さりげなくアピール

まず着手したのがロゴマーク。森をイメージした「どんぐり」や「りす」などのモチーフが、花を囲んでいるようにデザインしました。やわらかい印象で、周りのモチーフより、花の大きさを少し大きめにすることで、花屋であることをさりげなくアピールしています。

モチーフを活かしたDM制作

ロゴマークが完成したのちに、お店のオープンをお知らせするDMを制作。ロゴマークの「どんぐり」や「りす」のモチーフで写真をトリミングし、アトリエマメさんの世界観が一目で伝わるレイアウトを意識しました。

うら側にはメニューや店鋪情報などを記載。店鋪が位置するのは天竜の山奥で、そこまでの単純な一本道を地図でどうデザインするのか少し苦労しましたが、店鋪情報のレイアウトとして一体化させることで、まとまりのあるデザインに仕上がりました。

ユーザー目線を大切にしたデザインコンセプト

次はホームページ制作に取り掛かります。トップページには、DMと同じように、ロゴマークの「どんぐり」や「りす」のモチーフで写真を切り抜き、アトリエマメさんらしい構成でレイアウト。写真を多めに構成し、お店はどんな雰囲気なのか、どんな花を取り扱っているのかなど、ユーザー目線を意識したデザインを心がけています。

新サービスも展開

ホームページ完成から数ヶ月後には、「観葉植物の病院」というネーミングにした新サービスも展開されています。

観葉植物を購入したものの、育て方がわからず枯らしたり、うまく育てられなかったりと、そんな日ごろのお悩みを、鉢替えや消毒、選定などで治療するサービスです。ご自宅やオフィスの植物が元気な姿で戻ってくるのは嬉しいですよね。

普段づかいから記念日の贈り物まで、普段の暮らしに彩りを添えてくれるアトリエマメさんの植物や花たち。「なんか落ち着く」花屋さんとして、たくさんの人から親しまれていくことと思います。

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